IPSIニュースレター2016年5月号

2016.05.17

IPSIニュースレター5月号(日本語版)【IPSIサイドイベント(SBSSTA-20、SBI-1)、他】

皆様いかがお過ごしでしょうか。2016年5月号のIPSIニュースレターをお届けします。概要のみ日本語でご紹介しておりますので、詳細は本文をご覧ください。

1.IPSIサイドイベント(CBD SBSTTA-20、SBI-1)を開催しました

生物多様性条約第20回科学技術助言補助機関会合(CBD SBSTTA-20、4月25~30日開催)及び第1回実施に関する補助機関会合(SBI-1、5月2~6日)において、IPSI事務局はSATOYAMAイニシアティブに関するサイドイベントを開催しました。
SBSTTA-20では、「Collection and strategic use of knowledge for mainstreaming biodiversity into various sectors」と題したサイドイベントを、日本環境省、地球環境戦略研究機関(IGES)と共催し、IPSIの活動であるSATOYAMA保全支援メカニズム(SDM)やGEF-SATOYAMAプロジェクト等が生物多様性の主流化へどのように関連しているかについて発表しました。
SBI-1では、「Strategic actions to enhance implementation of the CBD: recent experiences of the International Partnership for the Satoyama Initiative in Africa and Asia」と題したサイドイベントを開催し、2015年8月にガーナ・アクラで開催したSATOYAMAイニシアティブアフリカ地域ワークショップや、2016年1月にカンボジア・シェムリアップで開催した第6回IPSI定例会合の結果を発表しました。

2.応用環境研究基金(AERF)がConservation Leadership Awardを受賞しました

IPSIメンバーであるインドの応用環境研究基金(AERF)は、Conservation Leadership Programme (CLP)のConservation Leadership Awardを受賞しました。インドの北西ガーツにおけるIBA(Important Bird and Biodiversity Area)の持続可能な保全の取り決めに関するプロジェクトが評価されました。詳しくは、CLPのウェブサイト(英語)をご覧ください。

3.新IPSIメンバー紹介:グレインズ・オブ・ホープ・モビライゼーション(GOHMO)

グレインズ・オブ・ホープ・モビライゼーション(GOHMO)は、2009年に設立されたマラウィの非営利団体です。 主に保健、教育、人権、ガバナンス、気候変動に関する啓蒙活動を行っています。

4.ケーススタディー紹介:台湾環境倫理基金(EEFT)

IPSIメンバーである台湾環境倫理基金(EEFT)は、Gongliao-Hoho-Terraced-Paddy-Fieldsにおける農業を通した生物及び淡水資源の保全促進に関して、ケーススタディーにまとめました。詳しくは、こちら(英語)をご覧ください。

なお、本ニュースレターで共有を希望されるイベント等の情報がございましたら、IPSI事務局までご連絡ください。また、記事は日本語版ニュースレターのみの掲載も可能です。皆様からの情報提供をお待ちしております。

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SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)事務局

国際連合大学サステイナビリティ高等研究所

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