IPSIニュースレター2018年1月号

2018.01.25

IPSIニュースレター1月号(日本語版)【IPSIサイドイベント(CBD SBSTTA-21、WG8(j)-10)開催報告、他】

 

皆様いかがお過ごしでしょうか。2018年1月号のIPSIニュースレターをお届けします。概要のみ日本語でご紹介しておりますので、詳細は本文をご覧ください。

 

1.IPSIサイドイベント(CBD SBSTTA-21、WG8(j)-10)を開催しました

IPSI事務局は、カナダ・モントリオールにて開催された生物多様性条約第21回科学技術助言補助機関会合(CBD SBSTTA-21、2017年12月11~14日)、並びに第10回条約第8条(j)項及び関連条項に関するアドホック公開作業部会(WG8(j)-10、2017年12月13~16日)に参加し、SATOYAMAイニシアティブに関する以下3つのサイドイベントを開催しました。ご参加くださいました皆様、誠にありがとうございました。

・「Integrated Landscape Management in the UN Decade of Biodiversity 2010-2020 and Beyond: Achievements and Future Direction of the International Partnership for the Satoyama Initiative (IPSI)」(2017年12月11日(月))主催:国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)、日本国環境省、ガーナ共和国国家生物多様性委員会、ネパール連邦民主共和国森林土壌保全省、カンボジア王国環境省

・「Indicators of Resilience in Socio-ecological Production Landscapes and Seascapes: practice on the ground and contribution to Aichi Biodiversity Targets」(2017年12月12日(火))主催:コンサベーション・インターナショナル、UNDP

・「Community Action to Achieve the Aichi Targets COMDEKS Contribution」(2017年12月14日(木))主催:国連開発計画(UNDP)、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)、日本国環境省

 

詳細は、生物多様性条約事務局のウェブサイト(英語)よりご覧頂けます。

 

 

2.NBSAPsのランドスケープ管理アプローチの取組みに関するワークショップ

国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)と東京大学サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)は、IPSI協力活動「自然共生社会の実現に向けた生物多様性国家戦略及び行動計画(NBSAPs)の策定と実施に係る研究」の一環として、2018年1月16-17日、「生産ランドスケープにおける生物多様性の主流化:統合的アプローチによるNBSAPsの策定と実施(Mainstreaming Biodiversity in Production Landscapes: Integrated Approaches in Design and Implementation of National Biodiversity Strategies and Action Plans (NBSAPs))」と題したワークショップを国連大学本部にて開催しました。

本ワークショップの成果は、研究プロジェクトの最終報告書に掲載され、2018年7月に開催される生物多様性条約第2回条約実施補助機関会合(SBI-2)にて主な知見を共有予定です。

 

 

3.COMDEKSニュースレター

SATOYAMAイニシアティブ推進プログラム(COMDEKS)は、四半期の活動をまとめたニュースレター第22号を発行しました。ニュースレターはこちら(英語)からご覧いただけます。

 

 

4.UNU-IAS 2018年度大学院プログラムの入学願書受付開始

国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)は、2018年度大学院プログラムの入学願書の受付を開始しました。入学願書の締め切りは、修士課程サステイナビリティ学が2018年2月28日、博士課程サステイナビリティ学が2018年4月27日です。両課程とも2018年9月に開始され、自然科学・社会科学・人文科学を融合させた革新的および学際的なアプローチを通した人材の育成を目指します。

出願は、UNU-IASのonline application website(英語)から可能です。プログラムの詳細は、大学院プログラムのページをご覧ください。

 

 

5.ケースステディ紹介:財団法人慈心有機農業発展基金会(TOAF)

IPSIメンバーである台湾の財団法人慈心有機農業発展基金会(TOAF)は、自然環境と調和し、環境保全に配慮した土地利用を取り入れる農家の増加を目指し、指導と支援を行う緑地保全プログラムを行政院農業委員会林務局と共同で立ち上げ、そのプログラムに関するケーススタディーを提出しました。

詳しくはこちら(英語)をご覧ください。

 

 

6.IPSIメンバーからの活動紹介:フォトコンテストの開催について(デル・ビアンコ財団(ライフ・ビヨンド・ツーリズム))

IPSIパートナーのライフ・ビヨンド・ツーリズム(イタリア)では特に若い世代に向け、地球環境のバランスや気候変動と密接に関連している文化・自然遺産についての意識の向上を促すため、「地球遺産のフォトコンテスト」を実施中です。

コンテストは毎月実施されています。また2018年全体での作品も選ばれる予定です。コンテストの詳細はこちら(英語)よりご覧いただけます。

 

 

7.信州上田里山フォーラム 基調講演のご案内

国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)のイヴォーン・ユー研究員は、2018年2月24日(土)14:00~16:30、長野大学リブロホールにて開催される信州上田里山フォーラム「SATOYAMAの暮らしが拓く未来」にて基調講演を行います。ご関心のある方はぜひご参加ください。

詳細につきましては、こちらをご覧ください。

 

なお、本ニュースレターで共有を希望されるイベント等の情報がございましたら、IPSI事務局までご連絡ください。また、記事は日本語版ニュースレターのみの掲載も可能です。皆様からの情報提供をお待ちしております。

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SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)事務局
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電話:03-5467-1212(代表)
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