IPSIニュースレター2016年8月号

2016.08.24

IPSIニュースレター8月号(日本語版)【第6回国際自然保護連合・世界自然保護会議(WCC)におけるIPSI活動報告、他】

皆様いかがお過ごしでしょうか。2016年8月号のIPSIニュースレターをお届けします。概要のみ日本語でご紹介しておりますので、詳細は本文をご覧ください。

1.第6回国際自然保護連合・世界自然保護会議(WCC)におけるIPSI活動報告

ハワイで2016年9月1日から10日に開催される「第6回国際自然保護連合・世界自然保護会議(WCC)」に参加予定です。IPSIメンバーで参加をご予定の方は、活動内容の詳細を事務局までお知らせください。また、IPSI事務局は、以下のイベントを企画しています。

<Workshop>
日時:9月3日(土)11時00分-13時00分
場所:Hawai’i Convention Centre Room  317A
テーマ:「Promoting agricultural landscapes that are good for people and good for nature」(Session ID: 9703)

<Posters>
日時:9月3日(土)14時00分-14時30分
場所:Hawai’i Convention Centre Room  Screen 2
テーマ:「Indicators of Resilience in Socio-ecological Production Landscapes and Seascapes」(Session ID: 10012)

日時:9月5日(月)19時00分-19時30分
場所:Hawai’i Convention Centre Room  Screen 1
テーマ:「The Satoyama Initiative」(Session ID: 10009)

また、IPSI事務局は、以下のイベントへの協力を予定しています。

<Knowledge Café >
日時:9月2日(金)14時30分-16時30分
場所:Hawai’i Convention Centre Room 311-3
テーマ:「 Promoting harmony between cranes and agriculture」(Session ID: 9727)

日時:9月2日(金)17時00分-19時00分
場所:Hawai’i Convention Centre Room 311-11
テーマ:「Advancing sustainable agriculture at the nexus of nature and culture」(Session ID: 9772)

<Workshop>
日時:9月3日(土)8時30分-10時30分
場所:Hawai’i Convention Centre Room  319A
テーマ:「Establishing Global Island Initiative for Biocultural Diversity and Sustainable Islands Cooperation」

<Conservation Campus>
日時:9月5日(月)8時30分-19時00分
場所:Hawai’i Convention Centre Room  308B
テーマ:「Training on the Indicators of Resilience in Socio-Ecological Production Landscapes and Seascapes」(Session ID: 9632)

国際自然保護連合・世界自然保護会議(WCC)に関する詳しい情報は、こちら(英語)をご覧ください。

 

2.第1回アジア生物文化多様性国際会議の開催について

2016年10月27日(木)から29日(土)、石川県七尾市において、IPSIメンバーである国連大学サステイナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット(UNU-IAS OUIK)は国連教育科学文化機関(ユネスコ)、生物多様性条約事務局、石川県、七尾市と共同で第1回アジア生物文化多様性国際会議を開催致します。本会議では地域資源を活用し持続的可能な地域づくりにつながる「生物文化多様性アジアモデル」の構築に向けて、研究者および政策担当者により生物多様性と文化多様性の関係評価、保全活用の地域レベルでのあり方について議論が行われる予定です。

参加を希望される方は、こちらからご登録いただけます。一般参加登録の締切は2016年10月6日(木)まで、分科会・ポスターセッション発表申し込みの締切は2016年8月31日(水)となっております。皆様のご来場をお待ちしております。

 

3.第6回アフリカ開発会議におけるサイドイベントについて

2016年8月25日、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)はケニアのナイロビで開催される第6回アフリカ開発会議に参加し、ナイロビ大学、東京大学、ケニヤッタ大学と共同で「Enhancing Resilience against Climate and Ecosystem Changes in Sub-Saharan Africa through Utilizing Indigenous and Local Knowledge」と題したサイドイベントをに開催する予定です。

サイドイベントでは、新たにIPSI事務局と東京大学より刊行された「Socio-ecological Production Landscapes and Seascapes (SEPLS) in Africa」についての発表が行われる予定です。本巻は2015年8月にガーナ・アクラにて開催されたSATOYAMAイニシアティブ・アフリカ地域ワークショップでの成果に基づき、アフリカ地域における社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ(SEPLS)に関する活動事例をまとめたケーススタディー集です。本巻に関する詳しい情報はIPSIウェブサイトにて近日中にお知らせする予定です。

本サイドイベントに関する詳しい情報は、こちら(英語)をご覧ください。

 

4.金沢大学「能登里山里海マイスター育成プログラム」英語版遠隔教育科の開講について

IPSIメンバーである金沢大学は本年度より「能登里山里海マイスター育成プログラム」英語版の遠隔教育科を開講することになりました。このプログラムは能登の里山里海に関心をもつ英語使用者を対象としており、オンラインでの講義(英語)と能登での2泊の体験実習(9月13-15日を予定)で構成されています。

このプログラムに関する詳しい情報と申し込みはこちら(英語)をご覧ください。

 

5.GEF-SATOYAMAプロジェクト レジリエンス指標トレーニング in タイについて

IPSI協力活動の一つである「GEF-SATOYAMAプロジェクト」の一環として2016年7月25日から27日にタイの北部にあるチェンマイにおいて、IPSI事務局を運営する国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)はIPSIメンバーであるコンサベーション・インターナショナル(CI)および公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)と共同でレジリエンス指標 (Indicators of Resilience) に関するトレーニングワークショップを実施致しました。本ワークショップではGEF-SATOYAMAプロジェクトが支援する地域からの参加者を対象に社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ(SEPLS)のレジリエンス指標(Indicators of Resilience)を活用したレジリエンス評価とモニタリングを行うためのファシリテーショントレーニングを提供致しました。また、2016年7月25日にはインドビルマ生物多様性ホットスポットにおけるプロジェクトのインセプションミーティングも実施致しました。

レジリエンス指標に関する詳しい情報はこちら(英語)こちら(英語)をご覧ください。

 

6.新IPSIメンバー紹介:行政院農業委員会花蓮区農業改良場 (台湾)

行政院農業委員会花蓮区農業改良場(台湾)は汚染のない農業環境に取り組んでいる台湾の団体です。主に台湾東部の花蓮と宜蘭における最先端農業研究と有機農業を推進する活動をしています。詳しくはウェブサイト(英語)をご覧ください。

 

7.ケーススタディー紹介:ロベニア芸術科学アカデミー研究センター(ZRC SAZU)

IPSIメンバーであるスロベニア芸術科学アカデミー研究センター(ZRC SAZU)のAnton Melik Geographical Instituteより、スロベニアにおける山岳地帯の牧草地関するケーススタディーが提出されました。詳しくは、こちら(英語)をご覧ください。

 

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SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)事務局

国際連合大学サステイナビリティ高等研究所

東京都渋谷区神宮前5-53-70

電話:03-5467-1212(代表)

E-mail: isi@unu.edu

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*SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)は、日本政府環境省の支援により運営されています。