COP29のサイドイベントにおいて気候変動とSDGsに関わる縦割りの政策立案に対する取り組みが取り上げられました

2024.12.12

Photo: UN Climate Change - Habib Samadov
Photo: UN Climate Change - Habib Samadov

20241115日、アゼルバイジャンのバクーで開催された2024国連気候変動枠組条約第29回締約国会議UNFCCC COP29)にて、国連大学(UNU)はサイドイベントを実施しました。本イベントでは、気候変動および持続可能な開発に関する政策立案へのアプローチを検討しました。議論では、2025年からCOP30に向けた各国の気候プラン(国が決定する貢献(NDCs))に持続可能な開発目標(SDGs)を統合する可能性を取り上げました。

これまでの国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)と国連経済社会局(UN DESA)による第3回パリ協定とSDGsのシナジー強化に関する国際会議専門家会合などを通じた協力も基に、本イベントはUNUと国連経済社会局(UN DESA)との共催で行われました

UNU-IASによるIPSIと社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ(SEPLS)、国連大学地域統合比較研究所(UNU-CRIS)によるgreen hydrogen regional alliances(グリーン水素地域連合)、ecosystem-based approaches for integrating DRR, climate, land and biodiversity goals(生態系を活かしたDRR、気候、陸域および生物多様性目標統合のためのアプローチ)などUNUによる研究が紹介されました。詳細はUNU-IASウエブサイトをご覧ください。