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台湾(花蓮県鳳林村)におけるコミュニティベースのランドスケープ・ツーリズムに関する記事紹介

2021.08.31

IPSIメンバーである台湾の国立東華大学のKuang-Chung Lee教授とPaulina G. Karimova氏が執筆した論文「From Cultural Landscape to Aspiring Geopark: 15 Years of Community-Based Landscape Tourism in Fengnan Village, Hualien County, Taiwan (2006–2021)」が、Geosciences Journalの特集号に掲載されました。本記事では、社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ(SEPLS)やSATOYAMAイニシアティブを含む様々な景観の概念を、台湾花蓮県鳳林村の持続可能な景観管理やコミュニティベースの景観観光に適用した例を紹介しています。鳳林村におけるSEPLS管理の取組は、IPSIのケーススタディSDMプロジェクトに基づいて、SATOYAMAイニシアティブ主題レビュー第2巻の中ですでに紹介されていますが、本記事では、この取組を地理保全とジオパーク開発に結び付けた15年間の遡及的分析を掲載しています。

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