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COP28: 気候適応のための災害リスク軽減と生態系回復の連携の推進

2023.11.21

日時: 2023年12月8日 /    ドバイ

場所: COP28 レジリエンス・ハブ(ブルーゾーン), ドバイ & オンライン 

本セッションは、2023年11月30〜12月12日にアラブ首長国連邦、ドバイで開催される2023年国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(UNFCCC COP28)のレジリエンス・ハブにて行われます。 

本セッションは、生態系に基づく災害リスク軽減のための実践的な対策に焦点を当て、コミュニティが「立ち直る」のではなく「前進する」力をつけることを目的としています。災害リスクファイナンス、気候変動に関する意思決定ツールや実際の事例を交えながら、ファイナンスメカニズムや草の根の自然ベースの解決策などの革新的なケーススタディを探ります。また、セッションを通して持続可能な社会生態学的レジリエンスのために生態系の回復が果たす重要な役割についても取り上げます。 

生態系は災害に対する重要な緩衝材であり、人々、インフラおよびサービスへの災害を防ぎ、その影響を軽減しています。土地、湿地、海洋などの天然資源の保全、回復および持続可能な管理は、気候リスク管理を向上させます。世界的に脆弱な人々は生計とレジリエンス(回復力)を生態系に依存しているため、人間の幸福、生態系および進化するリスクパターンの相互依存関係を強調していく必要があります。 

プログラム内で実施される対話式の金魚鉢セッションでは、参加者がレジリエンスに関する課題を共有、解決策を提案し、進むべき道について話し合います。 

参加方法 

本イベントは、COP28ブルーゾーンレジリエンス・ハブで開催されます。COP28へ直接参加する方は、どなたでもご参加いただけます。 オンラインでの参加も可能です。 COP28 レジリエンス・ハブバーチャルプラットフォームより事前登録をお願いします。 

言語 

本イベントは英語で行われます。

プログラム

時間 アジェンダ スピーカー
15:00  挨拶 山口しのぶ(UNU-IAS所長)
15:02 イントロダクション サヴィナ・カルッチョ (ICSI 事務局長)
15:06 スピーカー 1 トリスタン・ティレル (SCBD生物多様性と気候変動 プログラムオフィサー)
15:09 スピーカー 2 ジェニファー・コーパス(生物多様性に関する国際先住民フォーラム(IIFB) 代表)
15:12 スピーカー 3 Moustafa Mahmoud(AtkinsRéalis Sustainability Director)
15:15 スピーカー 4 Basundhara Bhattara(Institute for Study and Development Worldwide(IFSD)Australia Director/Senior Expert on Gender Equality, Disability, and Social Inclusion)
15:18 スピーカー 5 アヌシャ・シャー(土木学会(ICE) 会長)
15:20 スピーカー 6 ユセフ・ナセフ(UNFCCC適応部門 ディレクター)
15:22 金魚鉢セッション(Fishbowl Session)

モデレーター:

ニディ・ナガバトラ(UNU-CRIS 上級研究員、クラスターコーディネーター)

岡本早苗(UNU-MERIT研究員)

サヴィナ・カルッチョ(ICSI事務局長)

スニータ・スブラマニアン(UNU-IAS 研究員/IPSI事務局)

15:50 議論のまとめ

スニータ・スブラマニアン(UNU-IAS 研究員/IPSI事務局)

15:55 アートエンゲージメントパフォーマンス
16:00 閉会

主催

本セッションは、IPSI事務局を務めるUNU-IASと国連大学地域統合比較研究所(UNU-CRIS)、国連大学マーストリヒト技術革新・経済社会研究所(UNU-MERIT)および持続可能なインフラのための国際連合(ICSI)の共催で実施されます。