CBDイベント

自然共生社会実現のための協働:実地でのイニシアティブ支援のためのメカニズムとツール

2024.10.17

コロンビア、カリでの生物多様性条約第16回締約国会議(CBD COP16)の本サイドイベントでは、生物多様性保全における複数の利害関係者のためのツールを提示します。

日時: 2024年10月31日 13:20 – 14:40(米国・ボゴタ時間)

場所: Centro de Eventos Valle Del Pacífico (CEVP), Plaza One

5階 Room:5D

Photo: imroserasel/Pixabay

生物多様性条約第16回締約国会議(CBD COP16)における本サイドイベントでは、複数の利害関係者間の連携がどのように革新的持続可能な解決策を推進し、地球規模の生物多様性目標を促進しつつ地域のニーズとプライオリティに対処できるかを取り上げます。実践的メカニズムとツールの紹介、また、異なる視点とプライオリティについて交渉するためのランドスケープ・シースケープのスケールで連携する利害関係者の例を提示します。パネルディスカッションに続くプレゼンテーションでは、政府、国際機関、市民社会、アカデミアからの代表者が、自然共生社会実現のための実地でのイニシアティブ支援をするための連携強化についての意見を共有します。

 参加

本サイドイベントはCBD COP16参加者が対象です。場所はPlaza One 5階のRoom
5Dです。

UNUイベントへの参加者は写真、スクリーンキャプチャ、ビデオおよび/もしくは音声が公表されることがありますことをご了承ください。詳細はイベントページをご覧ください。

 プログラム

プログラム詳細は公表され次第このページでご案内します。

 主催者

本イベントはUNU-IASSATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)、公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)、日本国環境省(MOEJ)、生物多様性条約事務局(SCBD)Tebtebba財団、生物多様性グローバルユースネットワーク(GYBN)、カンボジア国環境省とともに共催します。

 背景

生産ランドスケープ・シースケープ内の生物多様性保全とその持続可能な利用における実地の取り組みは生物多様性条約の2050年ビジョン達成のために極めて重要です。政府全体、社会全体でのアプローチはこれらの取り組みの推進と昆明・モントリオール生物多様性枠組(GBF)の成功に対する貢献のための鍵となります。

2010年以来、SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップIPSI)は「自然共生社会実現」を目的とする多様なイニシアティブ内のシナジーを推進する地球規模のプラットフォームとなっています。IPSIは中央および地方政府、NGO、先住民および地域社会、企業、アカデミア、政府間機関、ユース等のパートナーと協働しています。このようなパートナーシップを通じて、IPSIIPSI協力活動、SATOYAMA保全推進メカニズム(SDM)、レジリエンス指標、SATOYAMA イニシアティブ主題レビュー(SITR)、SATOYAMAイニシアティブ推進プログラム(COMDEKS)等の実地でのイニシアティブを支援するメカニズムやツールを開発してきました。