CBDイベント

自然との共生のため軋轢を低減する手段としてのランドスケープアプローチ

2024.10.17

コロンビア、カリでの生物多様性条約第16回締約国会議(CBD COP16)の本サイドイベントでは、SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップによる経験と教訓を共有します。

日時: 2024年10月29日 11:00 – 11:45(米国・ボゴタ時間)

場所: Centro Cultural de Cali, Carrera 5 #6-05, San Pedro, Cali

詳細: 一般公開

Photo: Qiubi/Flickr

生物多様性条約第16回締約国会議(CBD COP16)のグリーンゾーンでの本イベントはSATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)のメンバーによりその経験や教訓が共有されます。IPSIには先住民および地域社会(IPLC)、NGO、研究機関、多国間機関、政府、資金提供機関等、60ヶ国以上から300を超える機関が参加しています。IPSIは、生物多様性保全と地域社会の福利を確保し人間と自然間の軋轢を低減するための社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ(SEPLS)強化に向けた協調的な取組です。

 参加

本サイドイベントは一般公開されます。開催場所はコロンビア、カリのCentro Cultural de Cali, Carrera 5 #6-05, San Pedroです。

UNUイベントへの参加者は写真、スクリーンキャプチャ、ビデオおよび/もしくは音声が公表されることがありますことをご了承ください。詳細はイベントページをご覧ください

 プログラム

プログラム詳細は公表され次第このページでご案内します。

 主催者

本イベントはUNU-IAS IPSIによる共催です。

 背景

ランドスケープアプローチは、生物多様性保全と生産活動のバランスを取りながらさまざまな陸域および海域の利用を統合する戦略を総括する言葉です。これらのアプローチは、保護地域から生産ランドスケープにわたる異なる管理やガバナンス体制間の連結性を前提としています。ランドスケープやシースケープ内の多様な主体を結び付けることにより、これらのアプローチは公平で自然に配慮した資源管理の実例を特定しつつ、社会的、生態学的、文化的プライオリティの評価を支援します。

このアプローチは、社会生態学的レジリエンスを促進するより協調的な活動を可能にして、権力の非対称性、シナジー、波及効果、トレードオフ理解を促します。様々なスケールでの包括的、多元的プランニングに焦点を当てることにより、ランドスケープアプローチは昆明・モントリオール生物多様性枠組の複数のターゲットおよびゴールと歩を一にし、持続可能性と自然との平和的共生を推進します。