能登の里海セミナー「里海の保全から考えるSDG14の達成 -持続可能な水産資源の管理ー」

2021.01.25

DATE / TIME: 2021年1月28日    19:00 – 21:15
場所: オンライン


今回のUNU-IAS OUIK「能登の里海セミナー」は、SDG14の10個の目標から、持続可能な水産資源管理の取り組みに関するSDG14.4と14.6について勉強しながら、石川県の豊かな水産物と漁業の魅力を発信し、水産資源の維持について考えるイベントです。近年の漁獲量減少に関する国内外の話題と動向、地域内外の保全に関する取り組みを紹介するとともに、豊かな水産資源を維持するために、私たちができることについて、国内そして能登地域の専門家の方々と議論します。


背景:

2015年9月の国連サミットにおいて、地球の持続可能な開発を維持するために全ての先進国と開発途上国が共に取り組むべき普遍的な目標として、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択され、それを達成するための17の目標と169のターゲットからなる持続可能な開発目標(SDGs)が掲げられました。その中で、「海洋」に関する目標のSDG14は、2017年に初開催の国連海洋会議(新型コロナウィルスの影響により2020年6月開催予定の第2回が延期)では大会のテーマとして取り上げていたことをはじめ、近年国際的に海洋問題を語るのに共通語として注目されています。SDG14「海の豊かさを守ろう」とは、海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用するために掲げられる目標です。
2015年度から、UNU-IAS OUIKは石川県の世界農業遺産「能登の里山里海」(以下「能登GIAHS」)における里海の保全や生業に関する啓発活動を「能登の里海ムーブメント」として行ってきました。「能登の里海ムーブメント」構想は、里海という概念の理解、「能登GIAHS」としての里海の魅力と里海に関わる人々の生業について、石川県内外の方に認識していただくように発信すると共に、能登地域を日本海の里海の研究と保全活動をリードする拠点として定着させる運動です。さらにこの運動や様々な発信を通じ、能登地域に暮らす人々の生計向上を支援しています。この「能登の里海セミナー」も「能登の里海ムーブメント」の一環として、2015年から、石川県内と東京都において里海の暮らしに関するあらゆるテーマで実施しています。


会場:

オンラインにて開催
お申し込みはこちらから
登録後、イベント参加が可能になるURL付きの招待メールが届きます。メールが届かない場合などは unu-iasouik@unu.edu までご連絡ください。


主催:

主催:UNU-IASいしかわ·かなざわオペレーティング·ユニット(UNU-IAS OUIK)
共催:「能登の里山里海」世界農業遺産活用実行委員会


プログラム:

19:00-19:05 開会 永井 三岐子(国連大学OUIK事務局長)

19:05-19:20 セミナー紹介 「能登の里海ムーブメントとSDG14について」
イヴォーン・ユー(国連大学 OUIK研究員)

19:20-19:50 基調講義 「国内外の持続可能な水産資源の管理について」
八木 信行(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)

19:50-20:10 活動紹介①「石川の水産流通からできる資源管理」
田丸 達之(石川中央魚市株式会社営業戦略室副部長)

20:10-20:25 活動紹介②「能登町の伝統的な定置網漁」対談

中田 洋助(能登町定置網漁日の出大敷網元)× イヴォーン・ユーの対談

20:25ー21:10 パネルディスカッション「SDG14.4とSDG14.6持続可能な水産資源管理の目標達成に私たちのできること」
モデレーター: イヴォーン・ユー

21:10-21:15 閉会の言葉 渡辺綱男(国連大学OUIK所長)