2017年度SDM プロジェクト採択結果について
(SDM実行委員会からの報告)
2010年10月に設立されたSATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)は多くの協力団体とともに社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ(SEPLS)の保全と持続可能な利用の推進に努めてきました。
SATOYAMA保全支援メカニズム(SDM)は、IPSIメンバーのこうした活動から公募で選出された優良事例となり得る有望なプロジェクトに資金提供を行うことで、SEPLSの保全と持続可能な利用をさらに推進するため、2013年、地球環境戦略研究機関(IGES)、環境省、国連大学サステイナビリティ高等研究所によりIPSI協力活動として設立されました。
5年目となる2017年6月、SDM事務局は2017年度SATOYAMA 保全支援メカニズム(SDM2017)のプロポーザルを公募しました。8月の申し込み締切までに、23件の応募がありました。
2017年9月に開催されたSDM実行委員会で慎重に協議した結果、2017年採択プロジェクトとして、下記の6団体を支援することを決定しました。
・コンサベーション・ソリューションズ・アフリカ(ケニア)
・ケニア森林研究所(ケニア)
・ウンノヨン・オンネション (バングラデシュ)
・行政院農業委員会花蓮区農業改良場(台湾)
・太平洋環境森林組合(コロンビア)
・フィリピン大学オープンユニバーシティ(フィリピン)