2024年11月15日、アゼルバイジャンのバクーで開催された2024年国連気候変動枠組条約第29回締約国会議(UNFCCC COP29)にて、国連大学(UNU)はサイドイベントを実施しました。本イベントでは、気候変動および持続可能な開発に関する政策立案へのアプローチを検討しました。議論では、2025年からCOP30に向けた各国の気候プラン(国が決定する貢献(NDCs))に持続可能な開発目標(SDGs)を統合する可能性を取り上げました。
これまでの国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)と国連経済社会局(UN DESA)による第3回パリ協定とSDGsのシナジー強化に関する国際会議や専門家会合などを通じた協力も基に、本イベントはUNUと国連経済社会局(UN DESA)との共催で行われました
UNU-IASによるIPSIと社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ(SEPLS)、国連大学地域統合比較研究所(UNU-CRIS)によるgreen hydrogen regional alliances(グリーン水素地域連合)、ecosystem-based approaches for integrating DRR, climate, land
and biodiversity goals(生態系を活かしたDRR、気候、陸域および生物多様性目標統合のためのアプローチ)などUNUによる研究が紹介されました。詳細はUNU-IASウエブサイトをご覧ください。