日時: 2024年10月30日 13:20 – 14:40(米国・ボゴタ時間)
場所: Centro de Eventos Valle Del Pacífico (CEVP), Plaza One
5階 Room:5D
Photo: UNDP GEF SGP
生物多様性条約第16回締約国会議(CBD COP16)における 本サイドイベントでは、SDGsおよび生態系回復、保護地域、保護地域以外で生物多様性保全に資する地域(OECMs)等についての昆明・モントリオール生物多様性枠組(GBF)の主要ターゲット達成におけるSATOYAMAイニシアティブ推進プログラム(COMDEKS)の役割を取り上げます。気候変動、生物多様性損失、汚染という三つの地球規模の危機に対処する革新的、包括的、持続可能な地域主体の解決策の策定及び実施における地域の主体、市民社会、地域社会の役割に焦点を当てます。セッションでは貧困削減、地域のレジリエンス、エンパワーメント、生態系回復間の連関についても議論します。
参加
本サイドイベントはCBD COP16参加者が対象です。場所はPlaza One 5階のRoom
5Dです。
UNUイベントへの参加者は写真、スクリーンキャプチャ、ビデオおよび/もしくは音声が公表されることがありますことをご了承ください。詳細はイベントページをご覧ください。
プログラム
プログラム詳細は公表され次第このページでご案内します。
主催者
本イベントはUNU-IASが経団連自然保護協議会(KCNC)、日本国環境省(MOEJ)、国連開発計画での地球環境ファシリティ(GEF)小規模グラント・プログラム、生物多様性条約事務局(SCBD)との共催で開催します。
背景
COMDEKSは2011年にSATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)の主要プログラムとして開始されました。IPSIは社会経済活動の維持、発展が自然のプロセスと調和している人間と自然の互恵的関係に基礎を置くことを目的とする地球規模ネットワークです。
生物多様性条約第15回締約国会議において、2023年から2027年までの十億円の支援とともにCOMDEKSフェーズ4の開始が発表されました。今フェーズでは昆明・モントリオール生物多様性枠組のターゲット3(地球上の陸域・海域の30%を保全する“30 by 30”ゴール)、ターゲット2(劣化した土地の30%を回復する)、ターゲット10(農業、林業等のセクターにおける生物多様性の持続可能な利用を推進する)等の主要ターゲットに貢献する統合的な地域活動を推進することを目指しています。また、各国の生物多様性国家戦略及び行動計画(NBSAPs)のもと、その社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ(SEPLS)における生物多様性の持続可能な利用も支援します。