IPSIニュースレター2月号(日本語版)【「Satoyama Initiative Thematic Review vol.3」刊行、他】
皆様いかがお過ごしでしょうか。2018年2月号のIPSIニュースレターをお届けします。概要のみ日本語でご紹介しておりますので、詳細は本文をご覧ください。 国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)と公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)は「Satoyama Initiative Thematic Review vol.3(SATOYAMAイニシアティブ主題レビュー第三巻)」を刊行致しました。本巻は、「持続可能な暮らしと社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ(Sustainable livelihoods in socio-ecological production landscapes and seascapes)」をテーマとし、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、北米地域で活動しているIPSIメンバーより報告された11件のケーススタディが掲載されています。 これらのケーススタディでは、持続可能な暮らしを維持する上での課題と機会、対象地域における社会的、生態学的な変化およびその地域のレジリエンスを高めるために実施されている様々な活動やアプローチについて紹介されています。 本書の電子版は、こちら(英語)よりダウンロード頂けます。
2.出版物:「世界農業遺産への道のり-国連大学と地域の歩み-」 IPSIメンバーである国連大学サステイナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット(UNU-IAS-OUIK)は、「世界農業遺産への道のり-国連大学と地域の歩み-」を刊行しました。 国連大学は国連食糧農業機関(FAO)が実施する世界農業遺産Global Important Agricultural Heritage Systems(GIAHS)の認定制度が発足した2002年からFAOに協力し、2009年から日本においてもGIAHSのコンセプトを広めてきました。本書には、国連大学がアジアを中心とした各GIAHS地域と共に歩んできた世界農業遺産認定への道のりの記録として、国内外のGIAHS関係者による寄稿記事が収録されています。 本出版物はこちらよりダウンロードして頂けます。
3.第5回生物多様性みどり賞(MIDORI Prize for Biodiversity 2018) 公募開始 公益財団法人イオン環境財団は第5回生物多様性みどり賞(The MIDORI Prize for Biodiversity 2018)の公募を開始しました。本賞は、公益財団法人イオン環境財団が生物多様性条約事務局と共催している国際賞で、生物多様性の保全と持続可能な利用に関し、多大な貢献を果たしている3名が顕彰されます。 応募締切は2018年6月15日です。本賞の詳細、並びに応募・お問い合わせは公益財団法人イオン環境財団のウェブページにてご確認ください。
4.ケーススタディ紹介:国連アジア太平洋経済社会委員会・持続可能な農業を通した貧困削減のための国連センター(UNESCAP-CAPSA) IPSIメンバーである持続可能な農業を通した貧困削減のための国連センター(CAPSA)は、国連アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)の補助機関で、インドネシアのボゴールに拠点を置いています。この度、本団体より「Cultural-Based Policy for Sustainable Landscape in Kasepuhan Ciptagelar」と題されたケーススタディが提出されました。詳しくはこちら(英語)をご覧ください。
なお、本ニュースレターで共有を希望されるイベント等の情報がございましたら、IPSI事務局までご連絡ください。また、記事は日本語版ニュースレターのみの掲載も可能です。皆様からの情報提供をお待ちしております。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)事務局 □連絡先やメールアドレスに変更があった場合には事務局までお知らせください。 *SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)は、日本政府環境省の支援により運営されています。 |
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2018.02.22