CBD

国連生物多様性会議2016にてIPSIのサイドイベントを開催

2016.12.17

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2016年12月1~17日、メキシコのカンクンで開催された国連生物多様性会議に関連して、生物多様性条約第13回締約国会議(CBD COP13)、カルタヘナ議定書第8回締約国会合(COP-MOP8)、および名古屋議定書第2回締約国会合(COP-MOP2)など幾つもの重要な生物多様性関連の会合を含む、多くのイベントが開催されました。

IPSI事務局スタッフはこの会議で、沢山のIPSIメンバーにお会い出来たことを嬉しく思います。またIPSIが国際的な政策策定の場において、評価を高め続けていることに励まされました。注目すべき点は下記の通りです。

・国連大学の武内和彦教授は、閣僚級会合(ハイレベルセグメント)への参加やCOP13全体会合における提言などを通じて、SATOYAMAイニシアティブの知名度向上に貢献しました。提言は、こちらよりご覧いただけます。

・SATOYAMAイニシアティブ並びにIPSIは、COP13の決議文書において再び言及されました。

・COP13内での交渉に加え、多数のサイドイベントが開催されました。IPSI事務局は、SATOYAMAイニシアティブに関連する下記の2つのサイドイベントを共催しました。

 

12月6日開催
生物多様性の主流化に向けた戦略的行動:生物多様性と人間の福利へのIPSIの貢献
12月8日開催
“Contributions of funding mechanisms under the Satoyama Initiative to mainstreaming biodiversity for well-being”

いずれのイベントも盛況で、IPSIメンバーによる多くの興味深い発表で盛り上がりました。

・事務局スタッフはまた、3rd Science for Biodiversity Forum、the Muuchtanbal Summit on Indigenous ExperienceCEPAフェアやIPSIメンバーでもあるコンサベーション・インターナショナル主催のサイドイベント “Improving the evidence base on the effectiveness of forest conservation and rural livelihood initiatives in delivering social and ecological benefits” に貢献しました。