IPSIニュースレター2017年11月号

2017.11.28

IPSIニュースレター11月号(日本語版)【IPSIサイドイベント(CBD SBSTTA-21、WG8(j)-10)のお知らせ、他】

皆様いかがお過ごしでしょうか。2017年11月号のIPSIニュースレターをお届けします。概要のみ日本語でご紹介しておりますので、詳細は本文をご覧ください。

1.IPSIサイドイベント(CBD SBSTTA-21、WG8(j)-10)のお知らせ

国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)は、カナダ・モントリオールにて2017年12月11日から14に開催される生物多様性条約第21回科学技術助言補助機関会合(CBD SBSTTA-21)、並びに12月13日から16日に開催される第10回条約第8条(j)項及び関連条項に関するアドホック公開作業部会(WG8(j)-10)に参加予定です。また国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)は、下記のサイドイベントを企画しています。IPSIメンバーで、参加を予定されている場合は、IPSI事務局までご一報ください。

日時:12月11日(月)13:15~

会場:JUSCANZ Meeting Room
テーマ:”Integrated Landscape Management in the UN Decade of Biodiversity 2010-2020 and Beyond: Achievements and Future Direction of the International Partnership for the Satoyama Initiative (IPSI)”(Side Event# 2367)
主催:国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)、日本国環境省、ガーナ共和国国家生物多様性委員会、ネパール連邦民主共和国森林土壌保全省、カンボジア王国環境省

日時:12月14日(木)13:15~

会場:Africa Meeting Room
テーマ:”Community Action to Achieve the Aichi Targets COMDEKS Contribution”(Side Event# 2327)

主催:国連開発計画(UNDP)、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)、日本国環境省

また、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)は以下のサイドイベントへの協力を予定しています。

日時:12月12日(火)18:15~

場所:JUSCANZ Meeting Room
テーマ:“Indicators of Resilience in Socio-ecological Production Landscapes and Seascapes: practice on the ground and contribution to Aichi Biodiversity Targets“(Side Event#2346)

主催:コンサベーション・インターナショナル、UNDP

SBSTTA-21、WG8(j)-10にご参加予定の方は、ぜひIPSIイベントへご参加ください。サイドイベントの詳しい情報は、生物多様性条約事務局のウェブサイト(英語)よりご覧頂けます。

 

2.BioBridgeイニシアティブ アフリカ地域会合

2017年11月7日から9日、ウガンダのエンテベにて第1回BioBridgeイニシアティブ アフリカ地域会合が開催されました。BioBridgeイニシアティブとは、生物多様性戦略計画2011-2020及び愛知目標の達成に向けた科学と技術の連携を推進するために2014年に開催された生物多様性条約(CBD)第12回締約国会議(COP12)において韓国政府により提唱されたイニシアティブです。今回のアフリカ地域会合は本イニシアティブのの認知度を高め、他のイニシアティブやメカニズムとの協力活動の可能性について協議すること目的として行われました。SATOYAMAイニシアティブとの将来的な協力を見据え、IPSI事務局の天野陽介が本会議に出席し、IPSIに関する発表を行いました。

BioBridgeイニシアティブおよび地域会合に関する詳細は、生物多様性条約事務局のウェブサイト(英語)ご覧ください。

 

3.GEF-SATOYAMAプロジェクト 季刊ニュースレター

IPSI協力活動の一つである「GEF-SATOYAMAプロジェクト」では、生物多様性ホットスポットにおいて、伝統的及び現代的知識に基づいた持続可能な資源利用、生物多様性保全の国際目標への貢献を通じ、自然共生社会の実現を目指すプロジェクトです。

GEF-SATOYAMAプロジェクトに関するの最近の活動内容やISAP2017のテーマ別会合(7月)やジェンダー主流化ワークショップ(9月)のレポートを記した季刊ニュースレター第3号が発行されました。

ニュースレターはGEF-SATOYAMAプロジェクトのウェブサイトからご参照頂けます。

4.新IPSIメンバー紹介:NPO法人 秀明インターナショナル

秀明インターナショナルは、自然と共生しながら平和な世界の実現への貢献を目的とした日本の特定非営利活動法人で、2017年10月に開催された第12回IPSI運営委員会にて新たに承認されたIPSIメンバーの1つです。

秀明インターナショナルは、持続可能な食糧システムへの移行を促し、気候変動問題に対する自然による解決法を推進するため、地域社会支援型農業(CSA)を含む、世界中で自然農法プロジェクトや様々なプログラムをを実施しています。これらのプログラムを通して、生態系管理に係る能力開発トレーニングの提供や生物多様性の保全や先住民の知識の伝承だけではなく、健全な土壌環境づくりおよび、在来種子の活用にも取り組んでいます。

秀明インターナショナルに関する詳細はこちらをご参照ください。

 

なお、本ニュースレターで共有を希望されるイベント等の情報がございましたら、IPSI事務局までご連絡ください。また、記事は日本語版ニュースレターのみの掲載も可能です。皆様からの情報提供をお待ちしております。

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SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)事務局
国際連合大学サステイナビリティ高等研究所
東京都渋谷区神宮前5-53-70
電話:03-5467-1212(代表)
E-mail: isi@unu.edu

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