IPSIニュースレター2018年12月号

2018.12.14

IPSIニュースレター2018年12月号【CBD COP14参加、ケーススタディ募集、他】

皆様いかがお過ごしでしょうか。2018年12月号のIPSIニュースレターをお届けします。概要のみ日本語で紹介しておりますので、詳細は本文をご覧ください。

今年も皆様のご支援とご協力により、メンバー数の拡大、定例会合の開催、協力活動の実施などIPSIにとって実り多い一年となりました。IPSI事務局一同、御礼申し上げます。今後もIPSIの発展、SATOYAMAイニシアティブの普及に全力を尽くして参りますので、引き続きのご支援とご協力をお願いいたします。よいお年をお過ごしください。

 

1.生物多様性条約第14回締約国会議(CBD COP14)における活動報告

IPSI事務局は、2018年11月17日から29日まで、エジプトのシャルム・エル・シェイクにて開催された「生物多様性条約第14回締約会議(CBD COP14)」に参加しました。下記2つのサイドイベントの開催の他に、本会議へのインプット、展示、自然文化サミットなどのイベントにてIPSIの発表を行いました。ご参加くださいました皆様、誠にありがとうございます。

【日時】2018年11月17日(土)
【テーマ】生物多様性と人々の暮らしのための社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ:ポスト2020年世界生物多様性枠組における役割
【主催】コンサベーション・インターナショナル(CI)、生物多様性条約事務局(SCBD)、国連開発計画(UNDP)、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)、日本国環境省、公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)

本サイドイベントは、公式報告(IISD-ENB)(英語)に掲載されました。
【日時】2018年11月19日(月)
【テーマ】生物多様性の保全と人々の暮らしのための効果的なランドスケープ・アプローチに関するまとめと普及
【主催】国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)、国連開発計画(UNDP)、コンサベーション・インターナショナル(CI)、公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)、日本国環境省

 

2.ケーススタディ募集のお知らせ:Satoyama Initiative Thematic Review Vol.5

Satoyama Initiative Thematic Review(SATOYAMAイニシアティブ主題レビュー」は、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)と公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)が実施するIPSI協力活動です。このたび、第5巻を刊行するにあたり、ケーススタディを募集しています。本巻のテーマは、「社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ(SEPLS)における持続可能な利用に関する多様な価値観の理解(Understanding the multiple values associated with sustainable use in SEPLS)」です。IPSIメンバーで、本テーマに関するケーススタディをお持ちの方は、是非ご応募ください。選ばれたメンバーには、UNU-IAS及びIGESの研究者からのレビュー、東京でのワークショップ参加、プロの英語校閲などのサポートが得られます。応募締切は2019年1月11日です。ご応募お待ちしております。

詳細はこちら(英語)をご覧ください。

 

3.専門家募集:IPBES侵略的外来種に関するテーマ別評価

生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム(IPBES)事務局は「侵略的外来種に関するテーマ別評価(thematic assessment of invasive alien species)」の報告書の執筆等を行う専門家及びフェローの募集を開始しました。詳細は下記をご覧ください。

専門家募集要項 (応募締切:2019年1月11日)
フェロー募集要項(応募締切:2019年2月15日)

 

4.GEF-SATOYAMAプロジェクト 季刊ニュースレター

IPSI協力活動の一つである「GEF-SATOYAMAプロジェクト」では、生物多様性ホットスポットにおいて、伝統的及び現代的知識に基づいた持続可能な資源利用、生物多様性保全の国際目標への貢献を通じ、自然共生社会の実現を目指すプロジェクトです。

GEF-SATOYAMAプロジェクトに関する2018年7月から9月までの活動についてニュースレターが発行されました。ニュースレターはこちら(英語)からダウンロードできます。

また、2018年8月にモーリシャス共和国のプレンヌ・マニェン行われた「Consolidation Workshop on Mainstreaming Biodiversity Conservation and Sustainable Management in Priority Socio-ecological Production Landscapes and Seascapes (生物多様性の保全と持続可能な管理を優先的に行う社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープにおける合同ワークショップ)」の成果であるイシューブリーフも発行されました。本ブリーフはこちら(英語)からダウンロードできます。

 

5.新IPSIメンバー紹介:環境再生事業団(GIERI)

環境再生事業団(GIERI)は、コンゴ民主共和国にて1997年より活動している非営利団体です。GIERIの使命は、平和環境の構築に貢献し、その地域社会の発展を促進することを活動目的としています。

本団体に関する詳細は、こちらをご覧いただけます。

 

 

なお、本ニュースレターで共有を希望されるイベント等の情報がございましたら、IPSI事務局までご連絡ください。また、記事は日本語版ニュースレターのみの掲載も可能です。皆様からの情報提供をお待ちしております。

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)事務局

国際連合大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)

東京都渋谷区神宮前5-53-70

電話:03-5467-1212(代表)

E-mail: isi@unu.edu

□連絡先やメールアドレスに変更があった場合は、事務局までお知らせください。

□当ニュースレターの配信登録はこちら

*SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)は、日本国環境省の支援により運営されています。