International Satoyama Intiative

SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)は、持続可能な社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ(SEPLS)の価値を世界で広く認識してもらうことによって、その保全と再生を促進する取り組みです。



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Case Studies

農業を始めたマサイ

  • Country: ケニア リフトバレー州 ロイトキトク
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農業を始めたマサイ
  • 凡例:草地
  • 凡例:農地

ケニアのリフトバレー州ロイトキトクでは、牛の遊牧民であり伝統的に牛以外のものを食さなかったマサイ族の一部が近年になって農業を始めた。背景には、村の長老が「過去になかった」というほど厳しい乾燥化がある。変化の途上にある彼らを取材し、伝統習慣や農業を始めるに至った経緯、現在抱えている問題や今後の希望などを聞いた。 1.調査地および方法 ケニアは国土の8割が半乾燥地域で、主な植生はサバンナである...

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ドイツにおける景観管理

  • Country: ドイツ バイエルン州
  • Group: ---
ドイツにおける景観管理
  • 凡例:森林
  • 凡例:草地
  • 凡例:農地

開発の進んだヨーロッパでは、農地が土地利用の過半を占めている。従って、ヨーロッパにおいては農地が、生物多様性を保全するための重要な対象地域となる。「田園環境の管理者」たる農民と、田園景観保全に携る州環境省、Natura 2000を実施する営林署などを、ドイツ南部のバイエルン州に訪ねた。 ドイツ南部の自然植生は、主にヨーロッパブナ( Fagus sylvatica)を中心とする落葉広葉樹林であ...

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アルゼンチン東北部における「チャクラChacra」の土地利用状況と生物多様性

  • Country: アルゼンチン ミシオネス州
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アルゼンチン東北部における「チャクラChacra」の土地利用状況と生物多様性
  • 凡例:森林
  • 凡例:農地
  • 凡例:陸水

中米から南米大陸にかけてのラテンアメリカは南北に細長く、熱帯から寒帯までの幅広い気候帯が存在する。中南米のなかでも南部に位置するアルゼンチンは、肉牛、コムギ、トウモロコシなどを産する一大農業国であり、農地を中心とした二次的な自然環境を多く有する。一方で、4つの世界自然遺産地域を有し、亜熱帯林から氷河地に至る、さまざまな自然環境も存在する。本報告では、アルゼンチンを代表する自然地域であるイグアス国立...

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京都府京丹後市における農山村の新たな産業創出

  • Country: 日本 京丹後市、京都府
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京都府京丹後市における農山村の新たな産業創出
  • 凡例:森林
  • 凡例:草地
  • 凡例:農地

日本の民間企業であるアミタ株式会社は、京都府京丹後市において、荒廃した自然環境の再生と農山村地域の新しい産業の創出を主な目的として、バイオガス発電及び森林酪農を中核とした物質循環の構築に取り組んでいる。この取組は、自然資源の持続可能な管理・利用と経済的利益との両立に寄与するものとして注目される。 なお、ここで紹介している取組事例の内容は、2010年3月末現在のものである。 1 地域の概況 ...

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カンボジア・コンポンチャムにおける土地利用と自然資源の利用・管理

  • Country: カンボジア カンポンチャム
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カンボジア・コンポンチャムにおける土地利用と自然資源の利用・管理
  • 凡例:森林
  • 凡例:農地

カンボジアは農業人口が総人口の7割以上を占め、農業が持続可能な土地利用と適切な自然資源管理に重要な役割を果たしている。 多くの世帯が農業や家畜飼育、漁業や養殖などといった産業に生活を依存し、水稲をはじめさまざまな作物が生産されている。 カンボジアの農業の歴史を振り返ると、特に過去10年における米生産の伸びが著しいことがわかる。農業技術が急速に発展したために生産高が急増したが、一方で多くの農家...

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タイのコミュニティ林業

  • Country: タイ チェンマイ県
  • Group: ---
タイのコミュニティ林業
  • 凡例:森林
  • 凡例:農地

タイでは一時期、国が排他的に森林の管理権を有していたものの、1980年代の終わりから、古くから生活に必要な物資を採取するために地域コミュニティにより共同で管理・利用してきた森林については、「コミュニティー・フォレスト」として、地域住民による管理・利用の実施が求められてきた。 近年ではタイ王室森林局も、コミュニティ林設立の支援を行うようになり、管理のための組織、罰則を含む明文の規則、GPSを用いて作...

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フィリピン・ルソン島北部イフガオ州におけるムヨン(muyong)の利用と管理

  • Country: フィリピン ルソン島北部イフガオ州
  • Group: ---
フィリピン・ルソン島北部イフガオ州におけるムヨン(muyong)の利用と管理
  • 凡例:森林
  • 凡例:草地
  • 凡例:農地

20世紀初頭のフィリピンは国土面積の約70%が森林におおわれていたと推定されているが、現在の森林率は20%以下にまで落ち込んでいる。そのような中、北部ルソンのコルディレラ山脈地域には、古くから棚田を営む、山地少数民族イフガオ族の生活圏域があって、森林が比較的よい状態で残っている。 イフガオの山岳農耕民の暮らしは、棚田での水稲耕作、焼畑耕作、そして、ムヨン( muyong)と呼ばれる私有二次林での多...

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ペルー・クスコ・ポテトパークの「アイリュ」システム

  • Country: ペルー クスコ
  • Group: 国連大学高等研究所
ペルー・クスコ・ポテトパークの「アイリュ」システム
  • 凡例:農地

ポテトパークは農業の生物多様性の保全に焦点を当てた、アンデスの伝統的なランドスケープの総体的な保全のユニークなモデルである(Argumedo, 2008)。ポテトパークは、ジャガイモの発祥の地であり種類の豊富さでよく知られる場所に位置している。ジャガイモは世界でも最も主要な食用作物のひとつであり、ケチュア族に深く根づいている食生活の中で何世紀にも渡って育てられてきた。ポテトパークの取り組みは、ラン...

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インドネシア共和国中スラウェシ住民による多様な二次的自然の創出とその管理

  • Country: インドネシア共和国 中スラウェシ州
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インドネシア共和国中スラウェシ住民による多様な二次的自然の創出とその管理
  • 凡例:森林
  • 凡例:農地

インドネシア共和国、中スラウェシ州のローレ・リンドゥ国立公園(Taman Nasional Lore Lindu)の周辺には、古くから暮らしていた人々により、様々な土地利用からなるモザイク的なランドスケープが形成されている。細かな資源利用の仕方、植生の状態の違いにより、地域住民はそれらの土地利用の違いを認識し、異なる名称で呼んでいる。 トロ村 (Desa Toro)では、国立公園内に慣習地 (ta...

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