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IPSIミニ・ニュースレター 2022年10月号

IPSIミニ・ニュースレターでは、近日開催のイベントや締切のお知らせなど、直近の情報をお届けします。
最新情報:
  • CORDAPがサンゴ研究への資金提供の提案募集を開始
  • 「国連生態系回復の10年」国際協議
  • 公募・採用情報
  • 持続可能な山岳開発会議
  • インド・スンダルバンスとその生態系サービスに関する出版物

- IPSI 事務局
ニュース
G20 CORDAP Opens Coral Research Funding Opportunity

G20 CORDAP がサンゴ研究への資金提供の提案募集を開始

現存するサンゴ礁のうち、75%から90%が消滅の危機に瀕しています。サンゴ礁を保全できる可能性は急速に狭まっており、革新的技術による解決策と大規模な介入策が必要です。G20世界サンゴ礁研究開発促進プラットフォーム(CORDAP)は、ギャップを埋める解決策の提案募集を開始しました。

採択者には、1プロジェクトあたり最大150万USドルの資金が提供されます。プロジェクト期間は1年から3年です。提案の概要の提出締め切りは、2022年11月1日(火)17時(日本時間)です。10月中に提出支援のための質疑応答ウェビナーが開催される予定です。
Global Consultation UN Decade
国際協議:生態系回復を導くための実践基準(SoPs
2021年、「国連生態系回復の10年」は、生態系回復のための10の原則を策定しました。これらの原則の復元活動への適用を促進するため、「国連生態系回復の10年」のパートナーは現在、あらゆる部門、生態系、地域における広範な生態系回復活動のための主要な勧告を提供する実践基準(SoP)の策定を進めています。

現在、国際協議のための草案文書が公開されており、「国連生態系回復の10年」は、回復の取組に関わる全ての関係者に本文書のレビューへの参加を呼び掛けています。協議は、20221025日(火)6時(日本時間)に終了予定です。
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UNU-IAS 採用情報

国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)では、以下の職務に常時する人材を募集中です。
募集中
Call For Papers_ Restoring Mountain Systems for Social–Ecological Resilience
論文募集: 社会生態学的レジリエンスのための山岳システムの復元
科学雑誌「Mountain Research and Development」では、山岳生態系と人々の回復力を強化するための因果関係を含め、山岳におけるレジリエンス経験を体系的に評価する論文を募集中です。

論文の提出締め切りは、2022111日(火)です。

Call for Nominations of Experts to Participate in The Business and Biodiversity Assessment
IPBESビジネスと生物多様性アセスメントの専門家公募
生物多様性および生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム(IPBES)は、生物多様性及び自然の寄与に係るビジネスの影響と依存度について、専門知識を有する専門家や実践者を、関連するすべてのビジネス・金融セクター(公式・非公式問わず)から募集しています。推薦書の提出期限は20221115日(火)です。
近日開催のイベント
Sustainable Mountain Development Conference

持続可能な山岳開発会議

2022年、国連総会は2022年を「持続可能な山と人の営みの国際年」と宣言し、持続可能な山岳開発の重要性および山岳生態系と持続可能な利用についての認識を高めました。それを受け、山岳の生物多様性の保全、文化の保護・教育、科学的研究方法、観光開発、芸術の分野で大きな進展と改善が見られました。

本会議 の目的は、物理・社会研究化学、教育、開発、芸術、映画製作、観光、保全の分野で世界的に著名な専門家の視点から、これら各分野の探求をすることです。研究者は要旨の提出を推奨されています。
日程: 2022年12月1日~3日
会議形式: 1日目~2日目は対面、3日目はオンライン開催
開催地:: ネパール・カトマンズ
出版物紹介

インド・スンダルバンスとその生態系サービスに関する出版物

インド・スンダルバンスとその生態系サービスに関する出版物「Sundarbans and its Ecosystem Services: Traditional Knowledge, Customary Sustainable Use and Community Based Innovation」をご紹介します。本書はスンダルバンスの現状、その複数の価値観、生態系サービスを分析し、先住民・地域社会の知識体系(ILK)が、天然資源の保全と持続可能な利用に不可欠なことを示しています。これは、SDGs目標14(海の豊かさを守ろう)やSDGs目標15(陸の豊かさも守ろう)の実現に不可欠な役割を果たすだけでなく、他の多くの目標の達成に向けても積極的に貢献しています。また新型コロナウィルス感染症の大流行によって高まった生物多様性と気候変動への新たな関心の観点から、人間と自然との関係を明らかにし、持続可能性に対する新たな理解に寄与しています。

本書は、IPSIメンバーであるバングラデュのイノベーションズ(ウンノヨン・オンネション)の Rashed Al Mahmud Titumir議長によって編集されました。
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Cover photo by Giacomo Berardi on Unsplash

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